最近、「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」という言葉を耳にすることが増えました。これは、腸と脳が密接に影響し合っているという考え方です。一見、遠く離れた臓器のように思えますが、実はこの2つは、私たちの心の状態、特に幸福度アップに深く関わっています。
腸は「幸せホルモン」の製造工場
私たちの幸福感や精神の安定に深く関わる「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン。このホルモンは、脳でつくられていると思われがちですが、実はその約90%が腸内でつくられています。
腸内環境が悪化すると、セロトニンが十分に生成されず、気分が落ち込みやすくなったり、イライラしやすくなったりすることがあります。逆に、腸内環境が整っていると、セロトニンが安定して供給され、心のバランスが保たれやすくなり、結果として幸福度アップにつながるのです。
腸内環境を整えるメリット
腸を健康にすることは、心の安定だけでなく、身体にも様々な良い影響をもたらします。
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免疫力の向上: 免疫細胞の約6割が腸に集まっているため、腸内環境が整うと、免疫力がアップし、風邪などの感染症にかかりにくくなります。
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美肌効果: 腸内環境が悪いと、老廃物がうまく排出されず肌荒れの原因になります。腸内をきれいに保つことで、肌の調子も良くなります。
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アレルギーの改善: 腸内環境を整えることで、アレルギー症状が緩和されるケースも報告されています。
腸活で幸福度を上げる!今すぐできる3つの習慣
幸せな毎日を送るために、特別なことをする必要はありません。今日からできる簡単な習慣で、腸内環境を改善しましょう。
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発酵食品を積極的に摂る: ヨーグルト、納豆、味噌など、善玉菌を多く含む食品を毎日の食事に取り入れましょう。特に、ヨーグルトは朝食に、納豆や味噌汁は夕食にと、意識して摂ることで、腸内環境を整えやすくなります。
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食物繊維を意識して摂る: 野菜、海藻、きのこ、豆類などに含まれる食物繊維は、善玉菌のエサとなり、腸の働きを活発にします。特に、水溶性食物繊維(海藻や果物)と不溶性食物繊維(ごぼうやきのこ)をバランス良く摂ることが大切です。
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適度な運動をする: ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことで、腸の動きが活発になります。特に、お腹周りをひねるような運動は、腸への刺激となり効果的です。
心の安定や体の不調は、もしかしたら腸からのSOSかもしれません。ぜひ、今日から「腸活」を始めてみませんか?