脚を組む人ほど骨盤が歪む?知られざる“座り姿勢”の落とし穴


長時間のデスクワークやカフェでの作業中、
気づけば「脚を組んでいる」──そんな人、多いのではないでしょうか。
一見ラクな姿勢に思える脚組みですが、実はそれが骨盤のゆがみを生む大きな原因になるんです。


 脚を組むと、体はどうなる?

脚を組むと、重心が左右どちらか一方に偏ります。
これにより、骨盤がねじれたり傾いたりしてしまうのです。
特に、いつも同じ側で脚を組む人は要注意。

人間の体は“便利なようで不器用”です。
一度傾いた骨盤を支えるために、背骨や肩、首も無意識にバランスを取ろうとします。
その結果、

  • 肩こり
  • 首の痛み
  • 腰痛
  • ぽっこりお腹
    などの不調につながっていきます。

 “骨盤のゆがみ”は姿勢だけでなく美容にも影響

骨盤がゆがむと、体の左右バランスが崩れ、筋肉の使い方にも偏りが生まれます。
特に女性の場合、血流やリンパの流れが悪くなり、
むくみ・冷え・代謝低下といった美容トラブルを招くことも。

実際、整体院では「脚を組むクセをやめただけで脚のむくみが減った」という人も多いそう。
美姿勢をキープしたい人にとっても、脚組みは“地味に危険な習慣”なんです。


 なぜ脚を組みたくなるの?

脚を組みたくなるのは、体がすでに歪んでいるサインかもしれません。
骨盤や背骨のバランスが崩れていると、
どちらかに重心を寄せた姿勢が“ラク”に感じてしまうのです。

つまり、脚組みは「体が歪んでいる証拠」であり、
さらに脚を組むことでその歪みを強化してしまうという“負のループ”になります。


今日からできる!座り姿勢リセット法

では、どうすれば骨盤の歪みを防げるのでしょうか?
医師や理学療法士がすすめるのは、次の3つのポイントです👇

  1. 両足を床にしっかりつけて座る
    かかとが浮かないように注意。椅子の高さを調整しましょう。

  2. 骨盤を立てて背筋を軽く伸ばす
    背もたれに頼らず、“骨盤で座る”意識を。

  3. 1時間に一度は立ち上がる
    同じ姿勢を続けないことが、ゆがみ防止のコツです。


正しい座り姿勢が、美と健康を守る

脚を組むのは一瞬のラクさ、でも正しい姿勢は一生の美しさ。
姿勢を整えることで、腰痛予防だけでなく見た目の印象まで変わります。

まっすぐ座ることは、体への“投資”。
今日から少しずつ、「脚を組まない」習慣を意識してみましょう。
その一杯のコーヒー時間が、未来のあなたの健康と美しさをつくります。

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