陸上競技選手にとって、正しい姿勢制御はパフォーマンス向上だけでなく、ケガ予防の視点からも重要です。ヘネシー&ワトソン(1993)の研究では、姿勢とハムストリングの柔軟性のアセスメントが、ハムストリングス損傷のリスク予測に有効であることが示されています。
トレーニングに励むことは素晴らしい心がけですが、もしあなたが猫背や反り腰といった悪い姿勢のまま筋力トレーニングを行っているとしたら、その努力は期待される効果を生まないばかりか、むしろ様々なデメリットを引き起こす可能性があります。
ランニングパフォーマンスを最大限に引き出すためには、脚力や心肺機能を鍛えるだけでなく、「姿勢」が非常に重要な要素となります。 今回は、姿勢とランニングパフォーマンスの関係を、バイオメカニクス、エネルギー効率、怪我予防の視点からお話します。
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